家族挙式にかかる費用の相場はいくら?家族婚の内容や口コミを紹介!
家族挙式にかかる費用の相場はいくら?家族婚の内容や口コミを紹介!
最近では経済的な理由だけでなく、「派手なことをしたくない」「家族だけでアットホームな結婚式がしたい」という理由で、家族挙式を選ぶカップルが増えています。
このページでは、「家族挙式にどこまでの親族を招待するか」から「家族挙式をするカップルが増えている理由」まで紹介しています。
家族挙式ってなに?どこまでが家族でどこからが親族?
家族挙式は、一般のゲストを招待せずに家族・親族のみでおこなう少人数結婚式の呼び名です。
「家族」とは、一般的には親・兄弟姉妹・祖父母までを指しますが、どこまでを家族と呼ぶかは個人差があります。
法律上、親族は六親等内の血族と三親等以内の姻族になりますが、家族挙式に招待する場合は、おじ・おば・いとこなどの中で「親しい関わりのある人」という認識でいいでしょう。
■目次
家族挙式にかかる費用の相場はどのくらい?
家族挙式を考えているカップルは、なるべく結婚費用を抑えたいと思っているのではないでしょうか。
費用を抑えるために家族挙式にする人は、平均費用がいくらなのか知りたい人も多いと思います。
挙式だけなら10万円以下が一般的
マイナビウエディングのアンケート調査によると、挙式のみの費用は1万円〜10万円が最も多い回答でした。
しかし50万円以上かかったという回答も多く、特に神前式の場合は選ぶ衣装によってかかる金額が異なります。
家族婚(挙式+会食)を10名でおこなうときの相場は70万円程度
家族婚をおこなう人数は個人差があると思いますが、仮に両家の親・兄弟姉妹の合計人数を10人として、挙式+会食をした場合の相場は70万円程度になります。
費用は挙式料、衣装代、人数分の料理・飲み物代などが全て含まれた金額です。
一般的な結婚式にかかる費用は全国平均360万円と言われているため、家族挙式を選択すると大幅に費用をおさえられます。
家族婚でできる内容って?挙式だけが主流なの?
家族婚には、「挙式だけ」「挙式+会食」「会食だけ」の3パターンがあります。
披露宴とは異なり、派手な演出や会場装飾はおこなわずに家族とゆっくり食事をするのが特徴です。
それぞれの特徴を簡単にまとめたので、一緒に確認していきましょう。
挙式だけ
結婚式のセレモニーだけをおこなうシンプルなスタイルで、とにかく結婚費用を抑えたいという人にはおすすめです。
教会式だけでなく、人前式・神前式などをおこなうことも可能なうえ、オプションで挙式後に式場やその周辺で記念写真を撮るプランもあります。
挙式+会食(食事会)
挙式と会食がセットになっていて、家族婚の中で最も一般的なのがこのスタイルです。
結婚式場と同じ敷地内で会食をする場合と、別の場所で会食をおこなう場合がありますが、同じ敷地内のほうが準備がスムーズに進むでしょう。
会食だけ
挙式なしで家族にお披露目する場合は、会食だけおこなうのも可能です。
結婚式場以外でも会食はできるので、会場にこだわらなければ選択肢が広がります。
海外挙式をおこなったカップルが、帰国後してから家族にお披露目するために会食をおこなうケースも多いです。
家族挙式をするカップルが増えている理由
家族挙式を選択するカップルが年々増えているのは、一般的な結婚式より費用を抑えることができるのが一番の理由です。
家族婚のメリット
- 費用を抑えることができる
- 準備が少ないので時間的な負担がない
- 家族と距離が近いアットホームな結婚式ができる
結婚費用を節約できるため、新婚旅行や二人の新生活の資金に回すことができるのは家族婚のメリットです。
また、一般的な規模の結婚式では何ヶ月も前から打ち合わせや準備に追われるケースが多いですが、小規模の家族婚は準備が少ないため忙しいカップルでも負担になりません。
家族と距離が近いアットホームな結婚式ができるのも、家族婚ならではの利点です。
家族・親族に行き届いたおもてなしをしたいなら、家族婚がおすすめです。
家族挙式を選択しなかった先輩カップルの理由
家族挙式は費用を抑えられるメリットがある反面、プランの内容に制限があるなどのデメリットを忘れてはいけません。
- 家族挙式ができる式場が少ない
- お祝いとしてのご祝儀が期待できない
- 親族には個別に挨拶に行く必要がある
家族挙式ができる式場が少ない
結婚式の平均招待人数は約70人と言われているので、多くの結婚式場は100人程度を収容できる造りになっています。
ある程度の人数でないと受け付けていない結婚式場もありますので、家族挙式を希望している人は、会場の選択が難しいと理解しておきましょう。
お祝いとしてのご祝儀が期待できない
家族挙式では、挙式+会食というスタイルがメインになりますので、ご祝儀を辞退するケースが多く見られます。
また家族婚は友人を招待しないので、ご祝儀の期待ができません。
一般的な規模の結婚式では、「結婚費用−ご祝儀でもらえる金額=自己負担額」という計算式が成り立ちますが、家族挙式では全ての費用を負担する必要があります。
親族には個別に挨拶に行く必要がある
家族挙式をすると、招待しなかった親族に個別に挨拶回りをする必要があります。
まずは両親に相談して、誰に挨拶しに行くか一緒に決めてもらいましょう。
疎遠になっている親族には、いきなり会いに行っても迷惑になるので、年賀状などで結婚の報告をするのもひとつです。
実際に家族挙式を挙げた人の口コミを紹介!
実際に家族挙式を挙げた20代・30代女性の口コミをまとめました。
「家族挙式」の親戚はどこまで招待するべきなの?
家族挙式では、親・兄弟姉妹・祖父母を招待するのが確実なので、両家合わせて10人〜15人程度が平均的な招待人数です。
そのほか、おじ・おば・いとこを招待するケースも多く見られます。
家族挙式の親戚をどこまで招待するか明確なルールはないので、パートナーや両親と話し合って決めましょう。
両家の親戚人数を把握すると招待する人を選びやすい
家族挙式に誰を招待するか決める際、新郎新婦それぞれで親戚の人数を把握しておくのがおすすめです。
両家の招待人数のバランスが取れるだけでなく、普段から関わりのある親族と疎遠になっている親族の線引きがしやすくなります。
先に招待人数を決めてから招待する人を選ぶ方法もある
家族挙式に誰を招待するかで悩んでしまうようなら、先に招待できる人数を決めてしまいましょう。
招待人数を増やしてしまうと、自分たちがイメージしていた家族挙式の域を超えてしまい、結婚費用もオーバーする可能性があります。
家族挙式には招待状や司会は必要なの?友人は招待してもOK?
家族挙式は身近な人ばかりを招待するので、あらためて招待状を送る必要があるのか迷ってしまいますよね。
また余興や演出をおこなわない家族挙式で、司会が必要なのかも悩みどころです。
場所と日時の確認のためにも招待状は用意しておく
結婚式をおこなう場所と日時を確認してもらうためにも、招待状は準備したほうがいいでしょう。
またマナーの面でも、家族として長く関わっていく相手なので、手抜きせずに招待状を送っておいたほうが無難です。
司会はなくてもOK!プランナーさんに声がけを頼んでおくと安心
シンプルに会食をおこなう場合、司会を立てなくても進行に問題はありません。
担当プランナーさんに声がけを頼んでおけば、新郎新婦の入退場やケーキカットなど必要に応じて進行をしてもらえます。
家族挙式でも友人を招待しても問題ない
家族挙式をおこなう際、どうしても招待したい友人がいる場合は招待しても問題ありません。
実際に家族挙式に友人として参列した人の中には、「家族と同じぐらい特別な存在として参列できて嬉しかった」という意見もあります。
ただ招待するときは、あらかじめ家族挙式であることを伝えた上で、なるべく友人が過ごしやすい席順にするなどの配慮が必要です。
家族挙式を検討しているのであれば、まずは家族と親族に相談すること!
家族挙式を検討しているカップルは、二人で決める前に家族や親族に一度相談することをおすすめします。
今でこそ家族挙式のようなシンプルな結婚式の人気が高まっていますが、皆さんの親世代は大規模な式場に大勢のゲストを呼び、豪華な結婚式を挙げるのが一般的でした。
家族の中に、そういった「ハデ婚」を望む人もいるかもしれません。
親族のみで結婚式をしたい!費用相場から食事会の進行方法まで徹底ガイド
親族のみで結婚式をしたい!費用相場から食事会の進行方法まで徹底ガイド
友人や職場の人たちは招待せず、身内だけで結婚式をおこないたい人へ。
「盛大なパーティはしたくない」という一方で、「けじめとして儀式はしておきたい」という2つの気持ちがあると思います。
- 親族だけの小規模な結婚式なら、費用は安い?
- 一般的な披露宴とは流れが違うの?
このような疑問を抱いている人も、多いでしょう。
■目次
結婚式を親族のみでおこなうのはアリ?どのくらいの割合の人がやってる?
そもそも親族のみで結婚式を挙げるのは一般的にどうなのか、気になる人もいると思います。
ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると、ゲストが親族のみだった人は全体の1割程度になります。
つまり…
10組に1組は、親族のみの結婚式を選択しているということです。
意外と多くのカップルが、親族のみの結婚式をおこなっていることがわかります。
またゲストの人数は年々、減少しており、親族のみの結婚式の割合は今後さらに増えると思います。
友人や職場の人に角が立ったりしない?
友人や職場の人に角が立つのではないかと心配している人もいるかもしれませんが、親族のみで結婚式をおこなっても失礼には当たりませんので安心してください。
むしろゲスト40人以下で結婚式をおこなう人の割合は、年々増加しています。
ゲストの人数が減っている理由は、以下のとおり。
- 給料が少なくて大規模な結婚式をおこなう経済的余裕がない
- 35歳以上の初婚率の増加に伴って、派手な結婚式を好まない人が増えている
親族のみで結婚式をおこなうカップルは珍しくなく、それによって友人や職場の人との関係について心配しなくてもよいということです。
ただし結婚報告をするときに、身内だけで結婚式をおこなう旨は伝えておきましょう。
身内だけの結婚式にかかる費用は約120万円
親族のみの結婚式にかかる費用は、だいたい120万円です。(ゲスト20人と仮定)
ただしご祝儀がもらえるので、自己負担は30〜50万円ほど。
とはいえ、これは世間の平均金額です。
やり方次第では、もっと費用を抑えることもできますので、その裏技を紹介していきます。
ゲストが10〜40人の場合にかかる費用について知りたい人は、下記の記事も合わせてご覧ください。
【裏技】式場割引サイトの活用で100万円以上安くできる!
式場割引サイトを利用すると結婚式の料金が安くなるため、使わないと損です。
割引を適用してもらう条件はただ一つ、サイトを通してブライダルフェアに参加するだけ。
特に渡辺直美さんがCMに出演しているハナユメは、割引額が大きいのでおすすめです。
実際にいくら安くなるのか気になると思いますので、利用者の口コミを紹介します。
ハナユメを通すだけで100万円以上も安くなるなんて、信じられませんよね。
ハナユメの公式サイトで、「The Place of Tokyo」さんの割引額を確かめてみました。
なんと、最大138万円も安くなると書かれています。
式場は違いますが、管理人自身ハナユメを利用して約150万円安くしてもらっています。
利用しないと本当にもったいないので、ぜひ活用してみてください。
ハナユメの公式サイトはこちら→(https://hana-yume.net)
ハナユメについてもっと詳しく知りたい人は、下記の記事も合わせてご覧ください。
食事会の進行をしっかりと決めておかないと親戚の集まりの延長に!
親戚の集まりの延長にならないように、食事会の進行はしっかりと考えておきましょう。
進行例は、以下のとおりです。
- 迎賓
- 新郎からのウェルカムスピーチ
- 親族紹介
- 乾杯の挨拶
- 演出
- 両家代表挨拶
- 新郎から感謝の挨拶(締めの言葉)
この流れを守る必要はなく、自由にカスタマイズすれば↓良いですが、いくつか押えておくべきポイントがあります。
新郎からの挨拶はしっかりとやろう
「親族のみだから形式ぶったことはやらなくていい?」と思われるかもしれませんが、新郎の挨拶は必ずおこないましょう。
集まってくれたことへの感謝は、身内とはいえ、しっかりと伝えるべきだからです。
新郎の挨拶がないと、親戚の集まりと変わらなくなってしまいますので注意してください。
乾杯の挨拶は新郎側の親族にやってもらうのがベター
職場の上司や学生時代の恩師などを招待しない親族のみの結婚式では、誰に乾杯の挨拶をお願いしようか迷ってしまうと思います。
基本的には、新郎側の親族にやってもらうのがベターです。
叔父などの中から、適任者を決めてお願いしましょう。
依頼方法は、直接会ったときや電話などで事前にお願いしたうえで、あらためて招待状でも乾杯の挨拶をお願いする旨の付箋をいれます。
いきなり招待状で依頼するのは、失礼に当たりますので注意してください。
人数に合った演出を選ぼう!ゲーム形式にするのもおすすめ!
人数に合わない派手な演出をしてしまうと、ゲストを置いてきぼりにしてしまい、盛り上がらない可能性があります。
少ない人数を活かした、ゲスト全員で楽しめるゲーム形式の演出を紹介していきますので参考にしてください。
- 新郎新婦にまつわるクイズ
- 似顔絵リレー
- 何のランキングか当てるゲーム(「見た目がこわいランキング」などにしてゲストを当てはめる)
また親族紹介では、ただ名前を呼ぶだけでなく、その人との思い出話も合わせて紹介するとアットホームな式になると思います。
一人一人の似顔絵を描いた紹介カードを用意しておくのも、面白いでしょう。
家族に余興をしてもらうケースも多い
親族のみの結婚式で余興をしてもらう場合、家族におこなってもらうケースが多くなります。
余興の内容がバレてしまうので、可能であれば直接、会場とやりとりしてもらうのがベターです。
とはいえ、一般の披露宴より式の時間が短いぶん、余興がなくても間が持たなくなることはありません。
絶対にやらなければいけない訳ではない、ということです。
司会は自分たちでやるとアットホームに
親族のみの結婚式では、自分たちで司会をおこなうとアットホームな雰囲気になってよいと思います。
ただしお色直しなど、新郎新婦がいない場面がある場合は、リードする人が必要になりますので注意してください。
自分たちでやりたくなければ、プロや親族にお願いすることになります。
プロや親族に司会を依頼する場合にかかる費用
プロ | 司会料として平均6〜7万円 |
---|---|
親族 | お礼として平均3万円 |
親族にお願いする場合、アットホームな雰囲気は守れますが、司会を依頼した人に披露宴中くつろいでもらえなくなるデメリットがあります。
お願いするのであれば、司会の原稿は新郎新婦で作成し、事前に打ち合わせをして司会者の負担を減らしてあげる配慮も大切です。
プランナーがおこなってくれる式場もありますので、確認してみてください。
親族のみの結婚式ではどこまで呼ぶべき?
結婚式に招待する親族の範囲は、以下が一般的です。
- 両親
- 兄弟・姉妹とその配偶者
- 叔父(伯父)・叔母(伯母)とその配偶者
- 祖父・祖母
いとこや甥・姪を招待するケースも多いですが、交流がなければ呼ぶ必要はありません。
一方で、いとこの子供など関係性の遠い人であっても、関わりがあるのであれば招待したほうがよいケースもあります。
家庭によって親戚との付き合い方は違うと思いますので、両親とも相談しつつ、どこまで呼ぶか決めてください。
席次表の配置はどうやって決めればいい?
親族のみの結婚式の場合、新郎新婦に近いほうから親戚、兄弟・姉妹、両親の順に座ります。
円卓と長テーブルそれぞれの席次の例は、以下のとおりです。
円卓の場合
長テーブルの場合
一般的には円卓が多いですが、親族のみなら長テーブルにして、ゲスト全員で話ができるようにするとよいと思います。
ツイッターに参考になる投稿がありましたので、紹介します。
これで悩まない!結婚式に親族のみ招待する場合によくあるQ&A
結婚式に親族のみ招待する場合、人数が少ないからこそ、どうすればいいか迷ってしまう場面がでてきます。
よくある疑問に答えていきますので、参考にしてください。
招待状は送ったほうがいい?
親族のみとはいえ、招待状は送ったほうが良いでしょう。
特に年配の人は招待状がないと失礼だと感じるケースも多く、送らないと印象が悪くなってしまう可能性があります。
また頑張って手作りすると、来てほしい気持ちが伝わるのでGood!
数は多くないのですから、できるだけ手作りして渡すことをおすすめします。
受付は必要?誰に依頼すればいい?
受付がないとゲストがご祝儀をどうすればいいのか困ってしまうため、設置するのがベターです。
どうしてもお願いできる人がいなければ受付なしでも仕方ありませんが、その場合はゲストに事前にアナウンスしておいてください。
服装はどうすればいい?食事会でもウェディングドレスを着るの?
挙式はウェディングドレスとタキシード、食事会ではフォーマルなワンピースとジャケットなどに変更するやり方でもOKです。
もちろんお色直しをして、カラードレスや和装を着ても問題ありません。
ただし費用がかさんでしまいますので、その点には注意してください。
親族のみで挙式をして、披露宴から友人を招待するのもあり?
挙式は親族のみで、披露宴から友人も招待して盛大におこなう方法も珍しくありません。
中には、身内だけで海外挙式をして、帰国後にお披露目パーティをおこなう人もいます。
型にとらわれず、自分たちらしい結婚式を作り上げましょう。
海外挙式について詳しく知りたい人は、下記の記事も合わせてご覧ください。
少人数結婚式の費用は?相場から全体の流れまでわかりやすく解説
少人数結婚式の費用は?相場から全体の流れまでわかりやすく解説
最近は、経済的な理由やゲストへのおもてなしを重視して、少人数結婚式をおこなう人が増えています。
- 盛大にやるとお金がかかってしまうから、ささやかな式にしたい
- 親しい人だけを呼んでアットホームな温かみのある式がしたい
だいたい10〜40人の親しい人だけを招待しておこなう結婚式を、少人数結婚式と呼びます。
ゲストの人数を増やすために関係の薄い人でも招待し、派手に結婚式をおこなうやり方は、時代遅れなのかもしれませんね。
とはいえ、「一般的な式となにが違うの?」「費用はいくら抑えられるの?」など、わからないことも多いと思います。
このページでは、「少人数結婚式にかかる費用と節約術」から「全体の流れ」について紹介していきます。
■目次
少人数結婚式にかかる費用の相場はいくら?自己負担額は?
少人数結婚式には、盛大にやらないぶん費用を抑えられるメリットがあります。
人数別の費用相場からご祝儀、自己負担額について、表にまとめましたので参考にしてください。
ゲストの人数 | 費用 | ご祝儀 | 自己負担額 |
---|---|---|---|
10人 | 59万円 | 33万円 | 26万円 |
20人 | 118万円 | 66万円 | 52万円 |
30人 | 177万円 | 99万円 | 78万円 |
40人 | 236万円 | 132万円 | 104万円 |
朝日新聞に掲載されていたリクルートブライダル総研の調査によると、一般的な結婚式にかかる総額は357.5万円、自己負担額は142.8万円が平均です。
それに比べてゲストの人数が少ない少人数結婚式は、費用や自己負担額をかなり節約できることがわかります。
式場に料金を割引してもらうための裏技を使えば、自己負担なしで少人数結婚式をおこなえる可能性があります。
結婚式の質を落とさずに、料金を安くしてもらう方法を紹介していきますので参考にしてください。
式場割引サイトを利用すると料金を安くしてもらえる
これから結婚式をする人は知っておかないと損をする情報なのですが、式場割引サイトを通すと100万円以上安くしてもらえる特典があります。
特に渡辺直美さんがCMに出演しているハナユメは、割引額が大きいことで有名。
40人以下の少人数結婚式でどのくらい割引してもらえるのか、実例を紹介していきます。
ケース1
式場名 | 割引額 |
---|---|
GRANDARCHE WEDDING HILLS(グランダルシュ ウエディングヒルズ) | 最大141万円 |
ケース2
式場名 | 割引額 |
---|---|
グラン ブリエ 東京 | 最大109万円 |
式場の下見にいくだけでも50,000円分の商品券がもらえるので、いくら安くなるか知りたいという人はチェックしてみてください。
ハナユメの公式サイトはこちら→(https://hana-yume.net)
以下の記事でもハナユメについて詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
挙式のみにするとさらに安くなる
さらにお金を節約したいカップルは、挙式のみの結婚式を検討してみてもよいかもしれません。
挙式のみの結婚式にした場合の費用相場は、だいたい15〜30万円。
披露宴をおこなわないぶん、かなり安く抑えることができます。
家族や友人とゆっくりと顔を合わせることはできませんが、一つの選択肢として知っておきましょう。
そもそも少人数結婚式と一般的な結婚式はなにが違うの?
そもそも少人数結婚式と一般的な結婚式はなにが違い、どこで費用の差が生じるのでしょうか。
結論から言いますと、大きな違いは披露宴をおこなうか、会食で済ませるかの違いになります。
それによって、費用やゲストの人数などに差が生じます。
少人数結婚式 | 一般的な結婚式 | |
---|---|---|
式の流れ | 挙式→会食 | 挙式→披露宴 |
招待するゲスト | 親族・親しい友人・恩人など | 親族・友人・職場関係・恩人など |
費用 | 60〜250万円 | 250〜600万円 |
準備期間 | 1〜3ヶ月 | 半年〜1年 |
当日の式にかかる時間 | 2時間程度 | 2時間半〜3時間 |
会場 | レストラン・専門式場など | 専門式場・ゲストハウス・ホテルなど |
ゲスト人数が40人を超えるのであれば披露宴をおこなうのがベター
本当に親しい人だけを招待したとしても、40人以上になりそうなのであれば、披露宴をおこなう一般的な結婚式がよいでしょう。
40人超…一般的な結婚式
では、少人数結婚式はどのような流れでおこなうのか解説していきますので、ゲストが40人以下かつ披露宴をやらない人は参考にしてください。
(結婚式の規模は小さかったとしても、披露宴をおこなう場合については、一般的な結婚式と同じ流れになります。)
少人数結婚式の流れ 〜ゲストとの交流を大切にしよう〜
「形式的なことはしたくない」と思われる人もいるかもしれませんが、親しい人だけだからといって式の流れを曖昧にしてしまうと、飲み会の延長のような雰囲気になってしまいます。
少人数結婚式の良さを活かしつつ、しっかりとプログラムを決めておきましょう。
では以下の3点に考慮した、少人数結婚式の基本の進め方を紹介していきます。
- ゲストとの交流を重視する
- 演出をいれないと間がもたない可能性がある
- ウェルカムスピーチなどの基本を省くと、ただの飲み会になってしまう
親族紹介
挙式をおこなう前に、親族だけで集まって挨拶や記念撮影をおこないます。
新郎新婦が挨拶から同席するかどうかは自由ですが、アットホームさを大切にしたいなら参加したほうがよいと思います。
友人など他のゲストも招待する場合、親族には早めに集まってもらうことになります。
他のゲストと親族は集合時間が異なりますので、注意してください。
挙式
親族紹介が終わったら、新郎新婦は登場に備えて別の部屋で待機します。
ゲスト全員にチャペルへ入ってもらい、新郎新婦が登場して挙式をおこないます。
パーティ会場へ移動
挙式が終わったら、会食へと進みます。
ここでも、先にゲストに会場へ入ってもらいましょう。
新郎新婦の登場
パーティ会場にゲストが揃ったら、新郎新婦が登場します。
登場シーンは盛り上がるので、結婚式が小規模だったとしても、やったほうがよいと思います。
新郎からのウェルカムスピーチ・乾杯の挨拶
参列してくれたゲストへの感謝を、新郎からのウェルカムスピーチで伝えます。
そのあと乾杯の挨拶がおこなわれ、みんなで食事の時間を楽しみます。
乾杯の挨拶は、職場の上司や恩人にやってもらうのが一般的ですが、招待客にいなければ親族から選んでください。
親族から選ぶ場合は、両親とも相談しつつ、事前にお願いしておきましょう。
演出
しばらく食事の時間を楽しんだら、演出をおこないます。
少人数結婚式の場合、会場の設備などの関係から、あまり派手な演出はできないケースがほとんどです。
ゲスト全員で楽しめる演出については、下記の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
両家代表挨拶・新郎からの挨拶
式の最後は、両家代表挨拶・新郎からの挨拶で締めます。
両家代表は、新郎の父がつとめるのが一般的です。
新郎の挨拶では、あらためて式を挙げられた感謝をゲストに伝えます。
会場はどうやって選ぶ?少人数結婚式に対応してくれる式場を見つける方法
少人数結婚式は、レストランや専門式場でおこなうのが一般的になります。
遠方からきてくれるゲストのためにホテルでおこなうのも一つですが、100人以上の大人数結婚式に対応する作りになっていることが多く、少人数には向きません。
あまり広い会場を選んでしまうとスペースが余って寂しい印象になってしまうからです。
では、どうやって探せばいいのかというと、上述でも紹介したハナユメ(https://hana-yume.net)のような式場検索サイトを利用します。
ゲストの人数を指定できるので、少人数結婚式に対応してくれる式場だけを表示することができます。
わざわざ式場に問い合わせるのは大変ですので、一括で条件を絞り込める検索機能を活用して、効率的に探しましょう。
少人数結婚式でも礼儀は大切!招待状は必ず作成しよう
「親しい人だけだし、費用を節約するために招待状を送らなくてもいい?」と考える人もいますが、親しき仲にも礼儀ありということわざがある通り、招待状を送るのは最低限のマナーです。
わざわざ時間やお金をかけて参列してくれるゲストに対して、誠意を持って招待状を送りましょう。
数も多くありませんので、手作りするのがおすすめです。
下記の記事で簡単に招待状を作成できるアプリについて紹介していますので、合わせてご覧ください。
席次表も作成しておこう
席次表についても、作成しておきましょう。
席次表があれば、新郎新婦との関係性がはっきり分かり、ゲスト同士で話しやすくなるからです。
たとえば誰なのかわからないと挨拶しづらいですが、「新郎のお父さん」とわかれば、挨拶しやすくなります。
また、親族紹介だけでは名前を覚えられないので、これから付き合っていく両家の名前を親族同士で覚えてもらうためにも、形に残る席次表は作成しておいたほうがよいでしょう。
少人数だからといって、席次表は省略するべきではないということです。
席次表作成のポイント
- 新郎新婦の近くから、職場、友人、親族、兄弟、両親の順に配置する
- 新郎新婦とゲストの距離が近くなるように配置する(丸テーブルより長テーブルを選ぶ、新郎新婦もゲストと同じテーブルに座る、など)
- 間柄までしっかり記入する
- 人数が少なく、余白が気になるようであればイラストや顔写真などでデコレーションすると◎
この場合どうなる?少人数結婚式によくある疑問を解消!
少人数結婚式だからこそ、どうすればいいかわからない点もあると思います。
よくある疑問に答えていきますので、参考にしてください。
引き出物なしでも良い?
会費制にするなら引き出物なしでも良いかもしれませんが、ご祝儀をもらうのであれば引き出物は必須です。
金額を抑えたければ、安くて良い品を自分たちで探しましょう。
カタログギフトは引き出物の定番ですが、値段がバレてしまうため、ランクを下げての用意は避けるのがベター。
親族だけ招待するのもあり?
親族のみで結婚式をおこなっても、何の問題もありません。
ただし友人に対しては、身内だけで結婚式をおこなう旨を伝えておきましょう。
また親族をどこまで呼ぶのかについては、両家の事情などもありますので、両親と話し合ってから決めてください。
受付は誰にお願いすればいい?
受付は、友人を呼ぶ場合は友人に、呼ばない場合は兄弟・姉妹にお願いしましょう。
どうしても受付をお願いする人がいない場合は設置しなくてもいいですが、「受付はないので、そのまま待合室にいてください」など、事前にゲストへ連絡しておく必要があります。
知らせておかないと、受付をしなくてもいいのか心配させてしまうからです。
また、いつご祝儀を渡せばいいかについても困ると思いますので、ゲストが到着したタイミングで両親から挨拶にいってもらうなどして配慮しましょう。
お色直しをしたいけど、やらないほうがいい?
少人数結婚式だからといって、お色直しをおこなってはいけない決まりはありません。
ただし自己負担額が増えてしまうため、当日は1着にして、前撮りで希望の衣装を着るケースが多いようです。
式場割引サイトのハナユメを利用すれば、結婚式費用を安くしてもらうことができ、お色直しを諦めなくて済むかもしれませんよ。